- かんちょう
- I
かんちょう【勧懲】「勧善懲悪」の略。IIかんちょう【完調】体などの調子が完全にととのっていること。III
「ほぼ~に近い」
かんちょう【官庁】(1)国家の事務について, 国家の意思を決定し表示する権限をもつ国家機関。 補助機関・諮問機関などに対比していう。 担当する事務によって, 司法官庁・行政官庁, 管轄する区域によって中央官庁・地方官庁に分けられる。 また, 官吏の数によって独任制のものと合議制のものとがある。(2)一般に, 国家の諸機関。 役所。(3)公の事務を取り扱う所。 役所。(4)太政大臣がその事務を扱った所。 太政官庁。IVかんちょう【官牒】「太政官牒(ダイジヨウカンチヨウ)」に同じ。Vかんちょう【官長】(1)役人の長。 長官。(2)旧制の内閣書記官長の俗称。 翰長。(3)太政官・神祇官の長。VIかんちょう【干潮】潮が引いて, 海水面が低く下がりきった状態。 また, その時。 一日のうち, ふつう二回出現し, 低いほうの干潮を低低潮, 高いほうの干潮を高低潮という。 引き潮。 低潮。⇔ 満潮VIIかんちょう【浣腸・灌腸】大便の排出を促したり, あるいは栄養を補給するため, 肛門より直腸・大腸内に薬物を注入すること。VIII「~器」
かんちょう【漢朝】(1)中国, 漢の朝廷。 また, 漢の時代。(2)中国。 漢土。IX「~の許由は/平治(上・古活字本)」
かんちょう【灌頂】⇒ かんじょう(灌頂)Xかんちょう【管庁】管轄する官庁。XIかんちょう【管長】仏教・神道で, 一宗一派を管理・支配する代表者。 1872年(明治5)制定。XIIかんちょう【翰長】「官長{(2)}」に同じ。XIIIかんちょう【翰鳥】空高く飛ぶ鳥。XIV「只~の繳(ゲキ)を出て, 轍魚(テツギヨ)の水を得たるごとくにて/太平記 29」
かんちょう【艦長】個々の軍艦を指揮・統率する長。XVかんちょう【観潮】潮の流れる模様, 干満の様子, 渦潮などを眺めること。 鳴門海峡のものなどが著名。 ﹝季﹞春。XVIかんちょう【貫長・貫頂】「貫首(カンジユ){(3)}」に同じ。XVIIかんちょう【酣暢】酒を飲んで楽しい気分になること。XVIII「夜に入りて心~す/菅家文草」
かんちょう【間諜】敵の情報を集め, 味方に通報する者。 間者(カンジヤ)。 スパイ。XIXかんちょう【館長】図書館・美術館・博物館など「館」と名の付く施設の長。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.